祭文
茲に、北一輝、西田税、村中孝次、磯部浅一各烈士の命日を迎ふ。
顧みるに今を過ぐる九十年前、政官軍財各界正義を忘れて閥族をつ
北先生かつて辛亥革命に奔り、日本改造法案大綱を著し、高弟西田
昭和維新も夢なれや。翻って今日の祖国を見れば、政治を委ねるに
黒龍會は、維新の精神を継承し、国體復古を念願し、自主独立の回
茲に、北一輝、西田税、村中孝次、磯部浅一各烈士の命日を迎ふ。
令和六年八月十九日 黒龍會有志一同
令和5年8月19日(土)、北一輝先生の命日にあたる本日、黒龍會同人は泰叡山護国院瀧泉寺(目黒不動尊)にある「北一輝先生之墓」に墓参した。北先生は二・二六事件の「首魁」とされ、昭和12年8月19日に、西田税、磯部浅一、村中孝次と共に処刑された。北先生は二・二六事件の計画そのものに「首魁」なる立場で関わった事実はなく、北先生、西田先生を裁いた特設軍法会議の裁判長、吉田陸軍大佐は手記に「全般の情勢を不問に附し、責任の全部を被告に帰す。抑々今次事変の最大の責任者は軍自体である。軍部特に上層部の責任である。之を不問に附して民間の運動者に責任を転嫁せんとするが如きことは、国民として断じて許し難きところ」と記されているように、軍による責任転嫁、暗黒裁判であった事が明らかであり、軍幕僚が権力の影に隠れてどさくさ紛れに殺してしまおうという意図があったのである。まさに北先生、西田先生の叛乱罪による死刑は軍部の既定路線であったのだ。
祭文
嗚呼、北一輝、西田税、村中孝次、磯部浅一各烈士の命日に当り、御魂に謹みて申す。
顧みるに、昭和の聖代、国運隆々と雖も、東亜の風雲穏やかならず、海内亦た混迷、軍閥軍を乱し、財閥財に淫し、政党為す所を知らず。あはれ国民困窮の苦しみを極む。
ここに北先生の薫陶を受け、西田先生を師と仰ぐ村中、磯部両先生、同志将校民間有志と謀り、恰も昭和十一年二月二十六日、決起起って君側の奸に義弾を放ち、首相、陸相官邸、新議事堂其の他を占拠し、天下に尊皇討奸の義挙を示す。然るに時利非ず、妖雲却って暗黒を深め、聖明を蔽ひ奉る。無念なる哉、蹶起の士は捕はれ、ある者は自決し、ある者は処刑さる。わづかに四烈士残って軍事法廷に正義を唱へ、秘密文書を発して朝野に是非を問ふも、遂に十二年八月十九日、代々木ヶ原に斃れ給ふ。
折しも盧溝橋事件勃発よりひと月、アジア民族相争ふに至り、大陸の戦火祖国の滅亡を招かむとす。是れ四烈士の最も憂慮せられたるところなりき。
嗚呼、刑場の露と散りし人の胸中を思へば、涙潸然たらざるべけんや。すなわち黒龍會主催の祭を執り行ひ、一同集まって墓前にぬかづき、鎮魂の祈りを捧げる所以なり。
四烈士没後八十七年、戦後七十八年の夏、なほ国運恢復の道遠し。我等憂国の志を継がむとする覚悟なり。願はくば北一輝、西田税、村中孝次、磯部浅一各烈士の御魂、怒りを鎮め、長く祖国を守護し給はむことを。
令和五年八月十九日 黒龍會一同
ロシアの特別軍事作戦が開始されてから一周年を迎えた令和5年2月24日、ウクライナ大使館、アメリカ大使館、日本の主要路への抗議運動を展開すると共に、「ドンバスの人権とウクライナ問題を考える国民集会」を開催した。
令和4年11月12日、二宮報徳会(会長・工藤昭彦)が主催するシンポジウムが、富岡八幡宮に於て行われた。本シンポジウムは「元関東軍参謀の草地貞吾大佐とシベリア抑留問題」という題目で、田中会長はシベリア抑留問題のロシア側の目線をテーマに講演を行った。
田中会長は、来日した世界ウイグル会議ドルクン・エイサ総裁と意見交換を行った。
休眠状態であったウイグル議連の復活、安倍元首相の国葬や日中国交正常化五十年と重なる事から来日を決心した総裁は、中国民主化運動との温度差を明言しつつ、日本政府に対し、強制労働防止法の制定により中国政府への世界的な圧力とウイグル人の救済を訴えると述べた。
令和4年6月9日、在日ロシア大使館は「ロシアの日」のレセプシ
本会からは田中健之会長が招待された。
ロシアによるウクライナに対する特別軍事作戦で、アメリカの追従
鈴木宗男参議院議員の乾杯の中、ロシア料理が参加者に振る舞われ
令和4年6月4日土曜日、1989年6月4日に中国北京・天安門で生じた「天安門事件」の33周年を記念し、東京で追悼集会が開催された。
主催は天安門事件33周年抗議集会実行委員会だ。
当日は、学生指導者第5位で、「人道中国」代表を務める周鋒鎖氏(左の写真)がビデオ講演を行い民主化の必要性を会場の人々へ訴えた。
また、来日特別講演として、陳破空氏が講演を行い、「今年の中国共産党の第20回の大会は、とても大事なことで、習近平(体制)が続けば、中国は暗い時期が続くと思います。そして世界に対しても悪い影響を持つと思います」と述べ、「共産党内部の改革派にできれば呼びかけて、良い方向に進むよう呼び掛けたい」「中国民主化の過程は、一番重要なのは中国人自身の覚醒である」と訴えた。
5月8日、江東公会堂において「日本外交の求める国民大会~日本を滅ぼす対米追従外交とウクライナ問題~」が開催された。
大会には80名以上が大会に参加し、立ち見者が出るほどであった。
大会は第一部に講演、第二部にパネルディスカッション、そして第三部に「ウクライナ・オン・ファイヤー」と「ドンバス」というドキュメンタリー映像の鑑賞という三部構成で行われた。
田中健之会長による開会の挨拶がおわると、ロシア系の学童、生徒へのいじめや、在日ロシア人の飲食店や商店へのヘイトクライムが続いている現状を、カンノ・エレナ女史が報告した。
第一部では元初代防衛大臣の久間章生氏、ロシア大使館のイーゴル氏、ドネツク人民共和国を代表してオザワ・ヤニナ女史、ルガンスク人民共和国を代表してイリーナ女史、祖国再生同盟代表の木原功仁哉弁護士、黒龍會会長の田中健之が講演を行った。
大会では、部ごとの休憩時間前に篠原常一郎氏によるロシア歌謡の演奏があり、大会参加者から大変好評であった。
今日のウクライナ紛争はドンバス問題から始まったものであり、ドンバスの二人の代表者は、8年間にわたるドンバス戦争を終わらせるためにロシアは特別軍事作戦を発動したのであり、「ロシアはドンバスの解放者」であることを主張し、ウクライナ政府の非道さを訴えた。
第二部のパネルディスカッションでは田中健之会長をはじめ、総合司会であった南出喜久治弁護士、鈴木信之氏(日本国民党代表)、佐藤和夫氏(英霊の名誉を守り顕彰する会々長)、石濱哲信氏(一般社団法人日本安全対策推進機構代表理事)、篠原常一郎氏、クロチキナ・ナターリア女史、オザワ・ヤニナ女史、リャザノワ・イリーナ女史という顔ぶれで討論が行われた。
田中健之会長は「8年間犠牲を強いられ続けているドンバスの支援を行い続ける所存です」と話している。
3月13日、ウクライナ軍はドネツク人民共和国へトーチカUミサイルを発射し、子供を含めた民間人20人が犠牲になった。
ウクライナ軍は約一ヶ月間で13800発以上のミサイルをドネツクへ向けて発射しており、民間住宅やインフラ施設は甚大な被害を受けている。
世界中でドンバス支持の集会が開かれている。先日はベオグラードで大規模な集会があったが、一切日本では報道されずにいた。
3月3日にはモンテネグロの主要都市でドンバスとロシアを支持する大規模な集会が開かれ、参加した人々は、ロシアとドネツク人民共和国の旗を掲げた。(写真上)
4日にはギリシャで大規模集会が開かれ、ドンバスを守るためのロシア特別軍事作戦にへの西側の理不尽な反応に対し、多くの州でロシア支持のために人民が行動している。
ギリシャの街中に「Democracy in Donbass」「ナチス、ドンバスから出ていけ」というスローガンが響いた。(写真上から2枚目)
12日にはボスニア・ヘルツェゴヴィナで集会が開かれた。
集会には数百人の人々が集まり、和平合意への早急なアプローチを求めると同時に、ドンバスの人民の保護のための特別軍事作戦支持を表明した。(写真上から3枚目)
同日、北マケドニア共和国の首都スコピエや、ドイツのドレスデンでもロシア支持の集会が開かれた。
ドイツの集会では、当局のロシアに対する措置に対して反対しており、ロシアの特別軍事作戦を開始された理由についても集会で述べられており、8年間ウクライナ政府によって苦しんだドンバス人民を守るための緊急行動であったとした。現場にいた活動家は、ウクライナ当局による誤報や情報操作に負けず、検証された情報のみを信頼するよう促した。(写真上から4枚目)
この前日には東京でもドンバス支持行動が行われた。
日本政府の主要機関に対し、ロシアへの経済制裁を中止すること、医療や食料などの人道的支援のみに限り軍事支援は行わないこと、在日ロシア人のビザ発給を継続すること、ウクライナからの避難民に対し速やかに難民認定をすること、ドンバスの避難民を受け入れること、ロシア系の親をもつ子供たちのいじめ対策やロシア人の商店に対する攻撃・在日ロシア人への誹謗中傷などへの対策をすることの申入れを行った。(写真最下段)
3月4日、ロシア海軍が、今月末までにオホーツク海においてミサイルの射撃演習を実施すると通知したことがわかった。
演習の通知に伴い、北方四島上空の大部分に航空警報が発令されており、消息筋によると核戦力を保持する潜水艦も配置されているという。
日本政府のウクライナ政府支持を受けて、ロシア海軍太平洋艦隊は大統領令の下、厳戒態勢となっており、2日にはロシア軍籍のヘリコプターの領空侵犯も確認されている。
我が国には在日米軍基地がある。隣国ロシアと良い関係を築くことは、我が国の平和維持に繋がるといっても過言ではないが、友好とはかけ離れた選択をした日本政府はどのような対応をするのだろうか。
3月5日、セルビアの首都・ベオグラードで大規模なロシア支持集会が開催され、大会に参加した数百人の民衆は街中で大行進を行った。(写真・上)
集会では、ロシアの国旗の他、ドネツク人民共和国の国旗やノヴォロシアの旗が掲げる人がいる中、ロシアの国歌が流され、民衆は「ロシア!ロシア!」と、今回のウクライナ危機に際してロシアを強く声援していた。
ベオグラードの集会のようなものはセルビアに限らない。
オーストリアのウィーンでもノヴォロシア支持の集会が開かれており、西側メディアがひた隠しする8年間に及ぶウクライナ東部=ドンバスでの民族浄化の事実を宣伝していた。(写真・中央)
そして、この動きはヨーロッパにとどまらず、中央アフリカ共和国でも、民衆のロシア支持の動きがあり、「ナチスを倒せ!」という横断幕が掲げられた。(写真・下)
世界各国でロシア支持の集会が開かれている現実に目を背けてはならない。此度のウクライナ危機は、ロシアが「侵略」したという単純な話では済まないのである。
3月3日、ウクライナ政府は、対ロシア戦の兵力を補うために、重
自動小銃や手榴弾などを手にした受刑者たちは、一般住民宅に押し
刑務所近くの住民の話しでは、ロシア兵とかち合うよりも、自動小
チェチェンのカディロフ大統領は、「ウクライナにおけるファシズム」は破壊されなければならないと主張し、ウクライナの平和な市民に影響した殺害や残虐行為の8年は長すぎると繰り返し述べており、プーチン大統領の命令に従い、問題に対処する準備ができたと述べた。
令和4年2月26日に東京の渋谷ハチ公前広場、27日には東京港区にあるロ
ウクライナ東部のルガンスク人民共和国、
反戦集会はそれに対する抗議活動であった。
ハチ公前広場前の反戦集会の参加者は1000人ほどが集まる大規
渋谷ハチ公前広場の反戦集会に際して、駐日ロシア大使館のTwi
「東京渋谷の反露集会の参加者へ
皆さん、8年間に渡り、
何で反対しなかったのでしょうか。
ロシアは国際社会に資料や情報など証拠を沢山提供しています。
と、ロシア政府の対ウの特殊作戦を肯定した上で、
令和4年2月26日、セルビアの首都ベオグラードで、
ロシア大使館前に集った車から下車した市民たちはロシア、
「私たちは全ての自由を愛するセルビア人に対し、
また、27日にはイタリアのローマとミラノで、
集会に集まった人々は、
集会の参加者たちは、
令和3年11月25日木曜日、参議院議員会館内にて第二回クリル
大会は、海外のクリルタイ幹部とリモート中継の中で行われた。ド
本年4月21日に世界で初めて結成された「南モンゴルを支援する
また、「南モンゴルを応援する全国地方議員の会」の会長である笠
クリルタイへの連帯メッセージとして、ペンパ・ツェリン氏(チベ
その後、ダイチン氏によるクリルタイの活動報告、三浦小太郎氏によるユ
4年後に第3回世界大会を控える南モンゴルクリルタイの今後の動
令和3年11月13日、一般社団法人『アジア自由民主連帯協議会』が主催する「アジアの民主化を促進する東京集会」が東京赤坂で開催された。
集会では第一部に酒井信彦氏による「中華民族主義という侵略イデオロギーについて」と題する講演が行われ、第二部にはチベット、南モンゴル、ウイグルの女性たちによる「中国における女性と子供の虐待」をテーマとしたシンポジウムが行われた。
シンポジウムでは、ウイグル人のグリスタン氏が対中非難決議を通すことができない日本政府に対して、涙ながらにその悲しみと憤りをあらわにする一面もあった。
来年2月には北京における冬季オリンピックの開催が予定されている。彼らを支援する日本人は、中共による民族ジェノサイドを広く訴え、北京オリンピックの開催地変更、またはボイコットを主張している。
明治44(1911)年に武昌で起きた武装蜂起からはじまった辛亥革命から本年10月10日で110周年となる。それにさきがけて9日、中国北京の人民大会堂では「辛亥革命110周年記念大会」が開催された。(写真中央の肖像画は孫文)
習近平国家主席は台湾統一について言及し、台湾独立志向の民主進歩党の蔡英文政権を非難すると共に、「祖国に背き、国家を分裂させる者に良い結果はなく、必ず人民に唾棄されて歴史の審判を受ける」とけん制し、あくまで「平和統一・一国二制度」を強調した。
また、注目すべきは習主席が同大会で「孫文の忠実な継承者は中国共産党」と演説していることである。数年前から中国共産党は「中華革命の父」である孫文を中国統一の理念として、孫文を「国父」と敬慕する台湾の国民党と共通のシンボル(英雄)として中国統一の道を模索している動きがある。
さらには、孫文とその革命を支援した頭山満、平岡浩太郎をはじめとする日本人支援者たちを「侵略者」「日本軍国主義の尖兵」と批判していた中国共産党だが、近年、その日本人支援者たちへの「批判の評価」を「革命への尽力を認める評価」へと徐々に変えつつもある。
変化しつつある中国共産党の動向から目が離せない。
令和3年6月6日、日本ヴェーダーンダ協会とインド大使館共催「スワーミー・ヴィヴェーカーナンダ第158回生誕記念祝賀会、ネタージ・スバース・チャンドラ・ボシュ第125回生誕記念祝賀会」に於いて、田中健之会長がネタージ・スバース・チャンドラ・ボシュについて講演を行いました。
アジア新聞社会長、日本大手企業によるパキスタンへのPCR検査キットの寄贈に協力
5月7日、アジア新聞社の田中健之会長は新型コロナウィルス抗体検査キット13万セットを大手企業がパキスタン人民に寄贈する計画に協力し、パキスタン大使館と大手企業との仲介に労し、本日、それが実現しました。パキスタン大使からは新型コロナウィルス拡大の非常の時局に際し、パキスタン人民に大変に役立つプレゼントを給わり心より感謝する旨の御礼の言葉を頂戴した。
その後、田中健之会長はパキスタン大使と日パ関係についての懇談を行った。
第10回アジアの民主化を促進する東京集会開催
11月18日、アジア自由民主連帯協議会(代表:ペマ・ギャルポ氏)は、衆議院議員会館において第10回アジアの民主化を促進する東京集会を行った。